消毒用アルコール製造 感染防止に役立てて 平戸・福田酒造

押淵院長(右)に消毒用アルコールを寄贈する福田竜也専務=平戸市草積町、平戸市民病院

 平戸市志々伎町の酒造会社、福田酒造(福田詮社長)は消毒用アルコール(アルコール度数65%)を製造、11日、市に寄贈した。
 同酒造の福田竜也専務らが市役所と市民病院を訪れ、500ミリリットル入り瓶計36本を届けた。押淵徹市民病院長は「現場では1日で1本分以上使用する。在庫が極端に減っており、本当にありがたい」とお礼。竜也専務は「医療、福祉などの現場で消毒用アルコールは欠かせない。感染防止に役立ててほしい」。
 同酒造は月産約3千本を目標に製造。1本1300円で販売している。問い合わせは同社(電0950.27.1111)。

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