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長崎市中町の理容室「ヘアーサロン はま」の入り口に大きなハチの巣がある。通行人の目を引いているが、意外にも店主は平然。よく見ると、巣にハチはいなさそう。なぜ撤去しないの?
店主の濱中義信さん(73)によると、約18年前に常連客から「縁起物で、魔よけになる」と贈られたもの。その御利益からか、濱中さん自身は大病を患うことなく過ごしている。
一方、店の売り上げも安定していたが、新型コロナ禍で客の入りはやや減少。「業界的にはまさに『泣きっ面にハチ』。何とかコロナウイルスも退散させてほしい」。濱中さんは願いを込めてハチの巣を見上げた。