【ALBERT】AI・高性能チャットボット「スグレス」を福岡県宮若市に提供開始

2020年5月18日
株式会社ALBERT

【ALBERT】子育てに悩む市民の疑問に即時・自動で答える
AI・高性能チャットボット「スグレス」を福岡県宮若市に提供開始

株式会社 ALBERT(アルベルト、本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:松本壮志、以下 ALBERT)は、2020年5月18日、福岡県宮若市で試験運用を開始する市民向け新サービスに技術提供し、AI・高性能チャットボット「スグレス」を活用した、子育てに悩む市民の疑問に「LINE」上で自動応答するサービスの提供を開始します。
宮若市では2020年4月、新型コロナウイルス感染拡大に関する市民からの問い合わせに対応するチャットボットを宮若市公式ホームページで公開しており、今回の新サービス試験運用開始により、市民からの問い合わせに対応できる範囲がさらに広がります。
ALBERTは以前より、東京都渋谷区や熊本県にも「スグレス」を活用した住民向け子育て相談システムを提供しています。また、各自治体におけるAIチャットボットの普及を目的として、「子育てオープンデータ協議会」に参画し、2020年4月23日には自治体のAIチャットボット活用に必要となる報告書及びFAQデータセットを公開しています。

■背景

宮若市では、子育てに対する孤立感や不安感を抱える家庭への支援をはじめ、結婚や出産・子育てしやすい環境づくりなど、子どもを生み育てることをめぐる諸課題を解決するため、社会状況の変化に対応しながら、子ども・子育て支援施策を総合的に推進し、子育て環境の充実を目指しています。
「すべてのこどもの笑顔のために みんなで支える子育てのまち」を基本理念に掲げ、「地域における子育ての支援」を基本目標のひとつとしています。ライフスタイルの変化、仕事と家庭の両立などにより、多様な保育サービスへのニーズが近年高まっていますが、必要なサービスが必要な時に受けられるよう、地域における様々な子育て支援サービスと情報提供の充実を図っています。

■2020年5月18日:市民へ新たな価値を提供する新サービスの試験運用開始

宮若市では、このような背景から、2020年5月18日、AI・高性能チャットボット「スグレス」と「LINE」を活用した、市民へ新たな価値を提供する新サービスの試験運用を開始します。宮若市のLINE公式アカウント上で、市民からの子育てに関する問い合わせに「スグレス」がリアルタイムに自動応答します。今後は、LINE公式アカウントのみではなくWebサイト上でのチャットボット公開も計画しており、サービス向上を図っていく予定です。

ALBERTは、AIのシステム実装を視野に入れた産業・企業の開発パートナーとして、AIを搭載した高性能チャットボットサービス「スグレス」を提供しています。「スグレス」は問い合わせの自動応答やLINE等との連携が可能で、自動学習機能を搭載しているため、ユーザーの知りたい情報を的確に即時回答することが可能です。

■2020年4月:新型コロナウイルスに関する問い合わせに対応開始

ALBERTでは、新型コロナウイルス感染拡大を受け、住民対応に日々取り組む自治体への支援を目的として、新型コロナウイルスに関する問い合わせ対応など緊急性が高く一時的な用途である場合に「スグレス」を自治体へ無償提供しています。宮若市では2020年4月より本取り組みが活用されており、宮若市公式ホームページ上のチャットボットに市民が質問を入力すると、厚生労働省発表の「新型コロナウイルスに関するQ&A」のデータをもとに、チャットボットが24時間いつでも自動で新型コロナウイルスに関する質問に応答します。

■今後の展開について

ALBERT は日本屈指のデータサイエンスカンパニーとして、各産業に実装される AI 開発やデータサイエンティスト育成を通して社会に貢献していきます。その中で、自治体が蓄積している膨大なデータをもとに、AI チャットボットを活用し、利便性の高い住民向けサービスの提供や課題の解決に向けたサポート体制を強化していきます。

■AI・高性能チャットボット「スグレス」

チャットボット(chatbot)とは、「チャット」と「ボット」を組み合わせた言葉で、人工知能(AI)を組み込んだコンピューターが人間に代わって一定の会話を自動化する「自動会話プログラム」のことです。スグレスは、人工知能(AI)を搭載した高性能チャットボットサービスです。自然言語でのお問い合わせ自動応答機能や自動学習機能を搭載しており、運用コストをかけずに回答精度を向上します。また、LINEをはじめ様々なSNSツールと連携でき、ユーザー毎に最適化されたコミュニケーションを実現することが可能です。