【連載】人気の“理系インテリア”!意外なものを組み合わせて「インテリア天秤」を作ろう!

経年で変色した台座と天秤皿が味わい深い、ブロカントテイストの上皿天秤。

アイアン素材特有のズシリとした重厚感と質感が魅力の“理系インテリア”アイテムです。

今回はこちらの「インテリア天秤」を、意外なものを組み合わせることによって作ってみようと思います。

材料は『セリア』など「100均」+「ホームセンター」で

材料として使ったのがこちらのアイテム。

  • キッチンペーパーホルダー ウッドスタンド×2
  • カトラリーケース
  • ペットボトルウォッシュワイパー
  • ノックアウト用コネクタ(大×1、小×2)

以上の4種類です。

ノックアウト用コネクタはホームセンターの金具コーナーで、残りのアイテムは全て『セリア』で揃えました。

一見するとどれも全く関係性のない商品ですが、これらを組み合わせることでインテリアライクな上皿天秤を作ることができます。

組み合わせがポイント!『インテリア天秤』の作り方

1.ペーパーホルダーの支軸をカットする

キッチンペーパーホルダーの支軸を糸ノコでカットします。

ホルダーの台座から約12cmのところでカットし、支軸を短くしておきます。

カットした後は、ホルダーの台座部分を取り外しておきましょう。

2.カトラリーケースに支軸を取り付ける

カトラリーケースにカットした支軸を取り付けます。

2本の支軸の間に「ペットボトルウォッシュワイパー」が入ることをイメージして寸法をとり、支軸をネジで固定します。

カトラリーケースの底にあけるネジ穴作りや、支軸を固定するネジ止めには「電動ドリルドライバー」を使うと便利。

ホームセンターで1,000~2,000円程度で売っていますので、ひとつ用意しておくことをオススメします。

3.コネクタ金具と外した台座を取り付ける

2本の支軸に金具(ノックアウト用コネクタ)を通し、外した台座を再びネジで固定します。

今回使った金具は、穴の径が支軸の太さとぴったりになるものを選びました。

穴径が合う金具であれば、どのようなものを選んでもOKです。

4.ワイパーを取り付ける

コネクタ金具(大)にワイパーを被せて接着剤で固定し、天秤のウデ部分を作ります。

2本の支軸の中央にウデ部分をセットし、カトラリーケースに接着すれば天秤本体が完成です。

5.ブロカント風にペイントする

完成した天秤本体をペイントします。

様々な水性塗料を塗り重ね、錆や塗装剥げなどのブロカントな風合いを表現します。

ベース色の上にステイン塗料やメディウムを上塗りし、深いアンティーク感と金属特有の重厚感をペイントで加えていくイメージです。

本体中央にラベルを貼れば、おしゃれな「インテリア天秤」が完成。

コネクタ金具のエンボスナンバーもさりげないアクセントポイントです。

インテリア天秤のレイアウトアレンジ

アイアンの無骨な質感がハードなイメージですが、白い空間にレイアウトすることでフレンチアンティークな装いに。

モスグリーンの色味がハード感をほどよく和らげ、落ち着きのある空間を演出してくれます。

天秤の上皿には、あえて女性らしいものを飾るのがオススメ。

無骨な天秤とのギャップで、メリハリのあるコーナーが完成します。

まとめ

『セリア』などの100均アイテムと、ホームセンターの金具を組み合わせることで作るリメイクアイデアをご紹介しました。

全く関係性のないアイテム同士を組み合わせることで、思わぬ作品を生み出すことができました。

買うと高価な人気の“理系インテリア”アイテムも、自分で作ればわずか数百円。

みなさんもぜひ作ってみて下さい!

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