《でもキスしたい》幻冬舎・箕輪氏と立憲民主党・須藤元気氏の謎の「フィリピン・ルート」

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文春オンラインにて「《絶対変なことしない》《でもキスしたい》幻冬舎・箕輪氏が不倫関係を迫った「エイベックス松浦自伝」出版中止の真相」という記事を読みました。

内容は幻冬社のWEBマガジン幻冬社plusの編集長として知られる箕輪厚介氏がエイベックス会長・松浦勝人氏の自伝の出版を進める中で執筆者のA子さんにハラスメントのお手本のようなセクハラ的対応をしたという内容でした。

箕輪氏と聞いて筆者が連想したのは、誰あろう須藤元気氏のことでした。というのも先日も須藤氏が校長を務めるフィリピンはセブ島にある英会話学校、QQイングリッシュでのトラブルについて記事を書かせていただき、重ねての編集部取材でも須藤氏の国会議員にあるまじき無責任ぶりが露わになったところですが、このセクハラをはたらいた箕輪氏もまた須藤氏のコネクションを通じてQQイングリッシュでのイベントに度々出演していたことを思い出したのです。

箕輪氏はなぜフィリピンに?

両氏はテレビでの共演もあり、須藤氏が幻冬社から『面倒くさがり屋の僕が3ヶ月で英語を話せるようになった唯一無二の方法』という英語学習に関する本を出しているなどの縁もあって懇意になっているようです。

しかしこの須藤・箕輪の名前の並びを見てまず筆者が感じるのは「違和感しか無い」という印象ですが、皆さんはいかがでしょうか?

2018年、両氏は共にフィリピンの英会話学校『QQイングリッシュ』にて対談イベントに出演。2019年には箕輪編集室なるオンラインサロンのメンバーを引き連れてQQイングリッシュを訪れ、現地でのゲストに家入一真氏を迎えるなど大規模なパブリシティを展開しています。

そのパブリシティ企画の様子が「セブ島通信」としてnoteに残っていますが、内容を見ると例えば「何が起きても楽しんじゃう! 最後まで駆け抜けた最高のチーム」というような「私がどうした、私がこうした」というばかりのものが多く、感情移入するのが非常に難しく感じます(成果としても16記事中「スキ」が30ある記事がひとつ、他は全て20未満という有様であり、身内だけでももうちょっと「スキ」マークがつくんじゃないの?と思わないではありません)。これでパブリシティとして成り立っているのでしょうか?

自分たちが薄給に耐えながらせっせと働いて稼いだお金が、こんなセクハラ野郎の主宰するパブリシティの代金に消えていると思うと……QQイングリッシュで働く先生たちもさぞかし悲しんでいるのではないでしょうか? ねぇ須藤校長。

念のために時系列を確認すると、文春オンラインの記事によれば箕輪氏によるA子さんへのセクハラ的ラインのやりとりは2016年12月15日。QQイングリッシュにて行われた須藤氏と箕輪氏のトークショーが2018年6月ですから箕輪氏がしっかりとセクハラをした後でQQイングリッシュに関わっていることになります。

須藤校長はこのことに関してどう思われているのでしょうか。

学校のスタッフたちは無事だったのか

英語教育以前にセクハラをしてはいけないというのは人間として当たり前のことだと思います。箕輪氏は水道橋博士氏とのボクシングでの果たし合いでも知られていますが、ここはセクハラをしてはいけないということを教育者として須藤校長がその拳で教えてやったほうがいいのではないでしょうか。

筆者は箕輪編集室のメンバーはもちろん、QQイングリッシュのスタッフが箕輪氏のセクハラの毒牙にかかっていないかが心配でなりません。

須藤校長! スタッフの皆さんをセクハラ野郎から守ってください!

このQQイングリッシュに集まる「うさんくさい」面々・政治家は須藤氏や箕輪氏だけではありません。

きゃりーぱみゅぱみゅ氏も政治的な声を挙げたとのことで昨今取りざたされている検察庁改正法案に対して「政治的発言をしなかった」政治家として話題になった、あの小泉進次郎氏もこのQQイングリッシュを度々訪れています。

QQイングリッシュにはなぜこうもシブい面々が集まってしまうのでしょうか? 生徒として度々留学に行かれているモデルのラブリさんのことなんかも心配になってきます。

この新型肺炎禍が明けた暁にはセブ島とQQイングリッシュに平和が戻りますように祈るばかりでございます。(取材・文◎田聖子)

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