ケイアイスター、分譲好調で売上17%増

ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)は5月18日、2020年3月期決算を発表した。売上高が前期比17.1%増の1207億1000万円、営業利益が8.0%増の64億2500万円、経常利益が9.5%増の63億1700万円、当期純利益が3.6%増の35億8400万円。分譲住宅の販売が好調で増収増益となった。

分譲住宅事業の売上高は5.7%増の774億1100万円、営業利益は19.1%増の68億5500万円となった。神奈川県を中心に住宅販売を行う旭ハウジング事業も売上高が33.0%増の65億3300万円、営業利益は137.3%増の2億3800万円など、全国的に分譲事業が伸びた。

2021年3月期の業績予想は新型コロナウイルス感染症の影響で見送ったが、4~6月を底辺に徐々に回復し、2021年から前年並みに回復すると仮定して、売上高は1.1%増の1220億円を見込んでいるという。

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