中村倫也主演「美食探偵 明智五郎」5月24日から3週連続で特別編

中村倫也主演の日本テレビ系連続ドラマ「美食探偵 明智五郎」(日曜午後10:30)では、5月24日から3週にわたって地上波未放送のオリジナルストーリーを含む“特別編”を放送する。

同ドラマは、人気漫画家・東村アキコ氏によるコミックを映像化するサスペンス。中村演じる容姿端麗だが超変わり者で美食家の探偵・明智五郎が、相棒の小林苺(小芝風花)と共に、類いまれなグルメに関する知識を使って殺人事件を解決していくストーリー。“探偵と殺人鬼”という対立関係でありながら、“ひかれ合う男女”でもある明智と殺人鬼の、自称・マグダラのマリア(小池栄子)との関係も描かれていく。

5月24日の第1弾では、明智五郎が美食家になったきっかけともいえる少年時代の秘話や、最初の“マリア・ファミリー”となった林檎(志田未来)が“カップル毒殺事件”を引き起こしたもう一つの理由である、哀しい生い立ちに迫るエピソードをおくる。これまでドラマを見ていなかった人はもちろん、ファンにもより深くドラマを楽しめる内容となっている。

なお、第7話の放送日については、放送ができる環境が整い次第、番組ホームページやSNSなどで発表される。

また、5月17日に放送された第6話では、一部のシーンが“通常とは異なる方法”で収録された。撮影中断時点で、第6話に関して、唯一未収録であったシーン。探偵事務所前の中庭テラスで、苺が明智に対して、思いをぶつけるというもの。従来の撮影方法をとると、2人は隣り合って演技することになり密接してしまうため、特殊な方法で撮影された。

オンエア前に、荻野哲弘プロデューサーが「第5話で明智に『君のことも僕が守る』と言われて恋心に火が点いた苺が、明智に思いを吐露する大切なシーンを、コロナウイルスに対する感染対策をじた上で撮影しましたが、中村さんも小芝さんも、背景や距離などものともしない迫真の演技で表現してくれています。いきなり黒バックの抽象的な世界に転調するので驚かれるかもしれませんが、ぜひとも、お二人の思いのこもった演技をご高覧賜りたくお願い申し上げます」とコメントを寄せていた通り、素晴らしく印象的なシーンとなっていた。

明智のお見合い会場を舞台に展開された第6話では、実家の百貨店の将来を案じる母・寿々栄(財前直見)の強引な段取りで、弟・六郎(草川拓弥)と一緒にお見合いをすることになった明智。見合い相手の社長令嬢(北原里英)に、2人のどちらかを選んでもらうことになるが、当日遅刻した六郎に代わり、男装した苺が代役を務めることになってしまう。そんな中、見合い会場となった料亭にはマリアの姿が。大混乱のうちに見合いが終了した直後、突然明智の前で苦しみだした見合い相手の令嬢が急死するというストーリーが繰り広げられた。

© 株式会社東京ニュース通信社