スコセッシ×レオ様『ディパーテッド』の貴重な撮影風景が公開!

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アンソロジー・フィルム・アーカイブスは、マーティン・スコセッシ監督にせまったドキュメンタリー『Notes on an American Film Director at Work』をVimeoに無料で公開した。レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン、ジャック・ニコルソンが共演、第79回アカデミー賞で作品賞や監督賞など最多4部門を受賞した犯罪スリラー映画『ディパーテッド』(2006年)の、撮影当時の様子や舞台裏に迫る貴重な映像だ。

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映像作家ジョナス・メカス氏によるマーティン・スコセッシ監督のドキュメンタリー『Notes on an American Film Director at Work』では、『ディパーテッド』の撮影中に、撮影監督のミヒャエル・バルハウスとシーンを作り上げていく様子や、スタッフや友人との談笑など、撮影現場でのスコセッシ監督の姿を間近で見ることができる。

ドキュメンタリーの大半はリアルタイムの映像で、スコセッシ監督と俳優陣やスタッフとの仕事の様子を垣間見ることができる貴重な映像に仕上がっている。スコセッシ監督が映画製作のプロセスについて話したり、映画製作のヒーローとして60-70年代に活躍した実験映像の代表的な作家、スタン・ブラッケージ監督について話す場面も。

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もともとスコセッシ監督と親交があったメカス氏は、「最初は5分から10分程度の、マーティンの回顧録ともいえる映画を作ってほしいと頼まれたんだ。たまたまその頃、マーティンは『ディパーテッド』の撮影をしていた。1、2週間、彼に密着撮影をしてもいいかと尋ねたところ、彼はイエスと言ってくれた。それがきっかけでこのドキュメンタリーを作ったんだ。息子のセバスチャンがセカンドカメラを持ってきてくれた。

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私は当初の短いバージョンと同時に、長いバージョンも撮った。その頃、僕は他のプロジェクトでとても忙しかったから、友人であり俳優のベン・ノースオーバーに編集を手伝ってもらったよ。全部で15時間も映像があったんだけど、マーティンが大好きだったから楽しく取り組めたよ。この映画はマーティン・スコセッシ監督のファンのために作られたようなもので、彼に対する個人的なオマージュになっているんだ。」と語っている。

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レオ様が台本を真剣に読んでいる姿など、なかなか見ることができない貴重なシーンがおさめられているぞ!ぜひご視聴あれ。

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