農業用ビニールで防護服 JA宮崎中央、医療機関に贈る

防護服の型紙に沿って農業用ビニール素材を裁断するJA宮崎中央南ビニール加工場の従業員ら=宮崎市清武町木原

 新型コロナウイルスの影響で、防護服不足に悩む地元の医療機関を支援しようと、JA宮崎中央(宮崎市、栗原俊朗組合長)が、農業用ビニール素材を使った代替品の製作に乗り出している。今月上旬には第1弾として宮崎市の医療機関に150着を贈呈。農業が盛んな本県ならではの支援策で、同JAは「口蹄疫からの復興を支えてくれた県民への恩返しの気持ちで取り組みたい」としている。

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