19日未明からけさにかけて、長野と岐阜の県境を震源とする地震が11回発生しました。
きょう午前2時1分ごろ、岐阜県飛騨地方を震源とする地震が発生しました。震源の深さはごく浅く、地震の規模を表すマグニチュードは4.8と推定されます。この地震で、松本市安曇で震度3を観測しました。
その後も長野と岐阜の県境付近では、震度2から1の地震が10回発生しました。長野危機管理防災課によりますと、県内での被害の情報ははいっていないということです。
両県境付近では、先月22日から地震が相次いでおり、けさまでに震度1以上を観測した地震は111回となりました。19日午前9時現在、焼岳の火山活動には特段の変化は見られないということですが、気象台は地震活動が活発した状況が続いているとして、注意を呼びかけています。