【新型コロナ】横浜スパークリングトワイライト、今年は中止 実行委決定

夜の港を鮮やかに彩ったスパークリングトワイライトの花火(昨年の様子)

 横浜港を光と音で彩る「横浜スパークリングトワイライト」が今年、中止されることが決まった。横浜市や横浜港振興協会などでつくる実行委員会が19日、発表した。新型コロナウイルス感染症の収束が見通せないため、初の中止を決断した。

 イベントは2012年から、毎年7月に開催され、横浜の夏の風物詩として定着。昨年は43万人(主催者発表)が来場した。

 東京五輪・パラリンピックを踏まえ、実行委は昨年8月、今年の開催時期を例年より2カ月遅い9月19、20の両日にすることを決定。山下公園(同市中区)やその周辺を会場に打ち上げ花火やパレード、ステージイベントなどを計画していた。

 実行委事務局を務める横浜観光コンベンション・ビューローは「来年は10周年の節目。今まで以上に楽しんでもらえる内容にしたい」と話している。

© 株式会社神奈川新聞社