YOSAKOI延期へ 佐世保、実行委が方針

2019年のYOSAKOIさせぼ祭りのメイン会場の様子=同年10月

 新型コロナウイルス感染拡大に伴い、西日本最大級のよさこいイベント「YOSAKOIさせぼ祭り」について、実行委が延期の方針を固めたことが19日、関係者への取材で分かった。20日に佐世保市内の主要チームに方針を説明。開催時期などについてチームや市などと協議する。
 実行委はこれまで新型コロナの状況を見ながら、開催の可否を検討してきた。例年であれば、出場予定のチームが稽古に入る時期だが、今年は白紙の状態。昨年出場した県内外のチームに対するアンケート結果なども踏まえ、実行委としては10月の通常開催を断念し、延期する方針を固めたという。
 主要チームや市との協議を経て延期を正式決定した場合でも、実行委は、市内の他のイベントなど披露する機会を設定できないか模索する。
 「YOSAKOIさせぼ祭り」は1998年にスタート。昨年の22回大会は170チームが出場。メイン会場に2日間で約7万2千人の観客を集めた。

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