【ラ・リーガ】アドゥリス、コパ決勝出場の夢叶わず…股関節の手術でシーズン終了前に現役引退「別れの時が来た」

アスレティック・ビルバオの元スペイン代表FWアリツ・アドゥリスは、シーズン終了前に現役引退を決断した。

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今シーズン限りでスパイクを脱ぐ決意をした39歳アドゥリスは、股関節の置換手術を受ける事となり、引退を前倒しにすると発表。ビルバオは地元の宿敵レアル・ソシエダとのコパ・デル・レイ決勝を控えていたが、コロナウイルスのパンデミックで再開が未定となっていた。アドゥリスは背番号20番にちなみ、2020年の20日にSNSでリタイアをアナウンスしている。

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「時がきた。何度も、何度も、僕が別れを告げる前にフットボールが先に別れを告げると言ってきた。昨日、医師からの診察で、日常生活を送るには遅かれ早かれ人工股関節の置換手術を受ける必要があると言われた。残念だけど僕の身体は“もう十分だ”と言っている。望んだ形でチームを助けることができなくなった。それがアスリートの人生だ。とてもシンプルだよ」。

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「僕たちは悲惨で苦しい状況を生きている。だから僕のことは心配しないで欲しい。夢にまで見た決勝戦のことは忘れよう。別れの時間が来たのだから。サヨナラを告げる時が来たんだ。これが僕にとっての道の終わり方だ。最初から最後まで忘れられない、素晴らしい道だった。心の底から感謝する」。

アドゥリスが引退の前倒しを発表

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