児童買春、紙おむつ万引き、性的発言… 横浜市教委が教職員4人を懲戒処分

横浜市教育委員会

 横浜市教育委員会は21日、市立学校の教職員4人を免職、停職、戒告の懲戒処分にした、と発表した。

 市教委によると、懲戒免職処分になった男性事務職員(63)は、本郷特別支援学校在籍時の昨夏、高校1年の女子生徒に現金2万円を渡し、さいたま市内のホテルでみだらな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで警視庁に今年4月に逮捕された。

 2019年度にインターネット上で女子生徒に対して性的発言をしたとして小学校の男性教諭を停職3カ月とし、教諭から21日に退職願が提出された。都内の量販店で紙おむつなど計15点を盗んだとして警視庁から事情聴取を受けた美しが丘西小の女性教諭(34)を停職1カ月とした。女性教諭は同日付で依願退職した。

 戒告処分になった男性教諭(40)は前任校の南中で、水泳部の男子部員に「メンタルが弱いから風邪をひく」など不適切な発言を繰り返したという。

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