人気声優・駒田航が日本語とドイツ語で演じるベートーヴェン!特別告知動画公開!

今年生誕250年を迎える、ベートーヴェン。レコード会社各社から続々と記念作品が発表される中、発売前から話題を集める作品がある。その残した名曲や代表作のみならず、ベートーヴェンの‘人物像’に迫るという、このCDの内容がよくわかる特別告知動画が公開された。

生涯独身ながら、様々な女性と恋愛をしたことで知られるベートーヴェン。その中でも一番の謎として残っているのが、死後戸棚に隠された秘密箱から見つかった宛名不明の自筆の恋文。文中に「不滅の恋人よ!」と呼びかけがあることから、不滅の恋人への手紙と知られている。長年の研究から数人の候補があがりましたが、未だ誰に宛てたものなのかは謎のままとなっている。この手紙の朗読と、ベートーヴェンが恋人へ向けて書いたとされる楽曲、「エリーゼのために」、ピアノ・ソナタ「月光」などが収録され、まさにベートーヴェンの愛し方を知ることができる1作。

新進気鋭の作曲家として注目され始めた頃、突如襲った難聴という病。音楽家として一番大切なその感覚を失うことへの不安や恐れを吐露しつつも、自分の音楽を追求する覚悟を誓い書き残した「ハイリゲンシュタットの遺書」。2部からなるこの遺書の朗読と、その苦悩を越えて生まれた珠玉の名曲…誰もが知る「運命」、ピアノ・ソナタ「悲愴」「テンペスト」そして、年末の風物詩・第九などを収録。音楽に革命を起こしたベートーヴェンの軌跡をたどる1作となっている。

この度公開となった告知動画の注目ポイントは、恋文と遺書という正反対の内容のベートーヴェンの手紙、そして収録された楽曲の詩をドイツ語・日本語の2カ国語で読み上げた、駒田航の声。男性声優によるキャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク」への参加でも注目を集める人気声優の駒田は、ドイツ連邦共和国出身のネイティブな発音で、ベートーヴェンの心情を深く描きだし、歴史上の偉人としてではなく、人間らしい、より身近な存在に表現している。

収録される音楽は、東ドイツの国営レコード会社、伝説のドイツ・シャルプラッテンレーベルを代表するアーティストによる全盛期の名演をたっぷり収録。日本でも絶大なる人気を誇る巨匠・ヘルベルト・ブロムシュテットが指揮するシュターツカペレ・ドレスデン、カール・ズスケ率いるベルリン弦楽四重奏団、その確かで揺るぎない音楽表現スタイルで、日本でも熱狂的ファンを持つペーター・レーゼル(ピアノ)、昨年惜しまれつつ亡くなったテノール歌手の巨星・ペーター・シュライヤー。ことばと音楽で楽聖・ベートーヴェンをより深く知る機会にしてはいかがだろうか。

© 有限会社ルーフトップ