新型コロナウイルスの影響で、高校卒業予定者の求人の減少が懸念されるとして、三重県教育委員会は21日、県内の経済団体に対し採用枠の維持など通常通りの就職活動ができるよう配慮を要請すると発表しました。
要請は、県教育委員会が三重労働局などと共に行うものです。
県内各企業が設けている高卒予定者などの採用枠を維持することや、新型コロナウイルスの影響で資格や検定などの試験が中止や延期となった生徒について、日ごろの学習状況を踏まえて選考するなどの配慮を求めます。
今月末に教育長と三重労働局長が県経営者協会など4つの経済団体を訪問するほか、12の商工会議所に対しても要請を行うことにしています。