「中心市街地は戻りが遅い」 宣言解除から1週間の四日市市

三重県の緊急事態宣言が解除されて1週間。

四日市市の森市長は市内の状況において「まだ中心市街地の経済活動は戻りが遅い」と話した上で、引き続き県外への移動を控えるよう呼びかけました。

四日市市では新型コロナウイルスの緊急対策として、売り上げの落ち込んだ事業者の負担を軽減するためテナント料を減免したり、国の雇用調整助成金について市が独自に助成金を上乗せするなどしています。

22日の会見で森市長は「経済活動の維持と発展に努めなければならいフェーズに来ている」とし、この1週間の市内の状況について「まだ中心市街地は飲食店を含め戻りがちょっと遅い。経済・社会活動をしっかりやっていくことを踏まえ、県外への移動自粛など情報発信をしていきたい」と話しました。

なお、四日市市内の公共施設は感染防止対策を十分行った上で、順次再開することにしています。

市立博物館は、一部の利用を制限しながらも19日から開館し、市立図書館は27日に再開される予定です。

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