三重県津市は22日、新型コロナウイルスの影響で臨時休校が続いた小中学校の夏休みを16日間に短縮すると発表しました。
津市教育委員会は、臨時休校の影響で学習に大幅な遅れが出ているとして、公立の小中学校の夏休みを本来の42日から16日に短縮することで授業時間の確保を目指します。
8月中の通学に対し保護者からは登下校時の熱中症への不安の声が上がっていて、津市では臨時のスクールバスを運行します。
対象となるのは、通学路が片道3キロ以上あり徒歩で通学している一部の小学校の児童らで、バス通学にすることで児童らの負担軽減につなげていきたいとしています。
また、津市の前葉市長は国から給付される10万円の特別定額給付金について、振り込み状況などを説明しました。
津市で給付対象となる約12万6000世帯のうち、21日までに約24パーセントの世帯に振り込みが完了しているということです。
申請書に不備がないかを確認し、今後も返送から1週間以内をめどに振り込む予定です。