甲子園中止「言葉もない」 元球児の小泉環境相

小泉進次郎環境相(資料写真)

 小泉進次郎環境相(衆院11区)は22日の会見で、新型コロナウイルスの感染拡大による今夏の高校野球の甲子園大会と神奈川などの地方大会の中止について「元高校球児として言葉もない」と述べ、球児の心境を推し量った。

 関東六浦高3年時には二塁手として県大会春8強、夏16強入りに貢献した小泉氏。今回の中止に「野球に懸けてきた球児みんなの人生を左右する大きなことと捉えている」と熱く語り、思いの強さを披露した。

 自身も最後の夏までチーム一丸となって完全燃焼できたことで、野球以外の道に情熱を傾けられるようになったという。「球児の思いを燃焼できる場をつくれないか、各地域で知恵を絞ってほしいと思う」と語り、代替大会の実施に期待を寄せていた。

© 株式会社神奈川新聞社