ひと手間プラスでぐっと素敵に!おうち朝ごはん「盛り付け」のコツ

おはようございます。フードスタイリストの河合真由子です。

外出自粛が続くなか、家にある食材で料理をしていると、どうしても食卓がマンネリになりがちですよね。

今日は、特別な料理でなくても見た目をガラッと変えられる、盛り付けのコツをご紹介します!

難しいテクニック不要!おうちで簡単「ほめられ盛り付け」テク

料理の「盛り付け」と聞くと、ちょっと難しそうなイメージがあるかもしれません。でも、難しいテクニックがなくても、ちょっとしたコツを知るだけで、簡単に料理の見た目を変えることができます。

特別に素敵なお皿などがなくても、盛り付けを変えるだけでいつもの料理がワンランクアップして見えますよ。

盛り付けのコツは、大きく3つ。

まず1つめは、高さをつけること。高さがあると、料理に躍動感がうまれ、より美味しそうに見えます。

2つめのコツは、彩り。見た目の鮮やかさは、なんと言っても食欲をそそります。

そして3つめは、お皿の中に余白をつくること。適度な余白は、料理に品を与えてくれます。この3つのポイントを意識して盛り付ければ、どんな料理でも簡単に素敵に見せられますよ。

「ワンプレート朝食」盛り付けのコツ

ホテルの朝食ブッフェを楽しむ時、お皿いっぱいに料理を盛り付けてしまい、ちょっと見た目が残念なことに…という経験はありませんか?朝の忙しい時間、ひとつのお皿に食べたいものをのっけるワンプレート朝食は、洗い物が少なくなり、おうちでも便利なスタイルですが、盛り付けとなると、また別の問題。洗い物を楽にするだけでなく、見た目もきれいに仕上げて、気分をあげたいですよね。

そんなワンプレートの盛り付けは、料理とお皿のバランスが重要になります。最初からお皿の大きさにあわせて盛り付ける量を決めれば、汚くなることもありません。

また、ワンプレートでありがちなのが、料理同士が混ざってしまうこと。

これを解決する方法は、2つあります。

まず、細かいバラバラしたもの、汁気のあるものは、最初から小皿や豆皿などに入れてワンプレートにのせましょう。また、料理をできるだけ高く、コンパクトにまとめて盛ることもポイント。こうすれば料理同士の境界線がはっきりし混ざりにくくなるだけでなく、全体としてすっきりバランスよくみえます。

いつもの卵料理+トーストも、盛り付け次第でごちそうに♪

最後に、家族や友達にほめられそうな、卵料理+トースト(エッグマフィントースト)の盛り付けのコツをご紹介します。

シンプルなスクランブルエッグも、軽くトーストしたマフィンにのっければ、ごちそう感がアップ。ベビーリーフや紫玉ねぎを重ねてそのままでも十分美味しいとおもいますが、ここは彩りにひと工夫。一般的に、緑、赤、黄色が揃うと見た目が美しく見えます。今回は、お皿の横にミニトマトを添えました。

彩りが足りない場合、飲み物で色を足すというのも一つの方法です。朝の食卓なら、わたしはよく、こんな風にオレンジジュースを並べてバランスをとっています。

まとめ

いつもの食卓にマンネリを感じたとき、見た目の印象を簡単にアップできるのが、盛り付けのひと工夫。ワンプレート朝食なら、お皿の選び方、小皿の活用、高さをつけた盛りつけで、すっきり、おいしそうに仕上がります。普段の卵料理+トーストも、サンドイッチ仕立てに盛り付け、彩りよく野菜やドリンクを添えれば、同じメニューと思えないほど、ぐっと素敵にみえますよ。

身近な食材でも盛り付け次第でセンスアップしますので、ぜひ盛り付けのひと工夫を試してみてください。

フードスタイリスト 河合 真由子

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