スカンジナビア航空、乗客のマスク着用義務化

スカンジナビア航空は、乗客のマスク着用を義務化した。

5月18日から8月31日まで、6歳以上の全ての乗客を対象に、搭乗から降機までマスクの着用を求める。搭乗は、後方座席の乗客から順番に行われ、機内では可能な限り、乗客同士の距離を保つ。手荷物は1人1点に制限する。座席ポケットの機内誌や枕、毛布などの必須ではない物は搭載しない。機内食は提供しない。病気や感染症の症状がある人の搭乗は拒否する。

「スカンジナビア地域の多くの人は、スカンジナビア航空と飛行機での移動に完全に依存している」とマティアス・ヘドレン安全・セキュリティ担当副社長は述べ、当局や専門家と連携して対策を強化する。

利用者にはこの他に、当局による制限事項をよく理解するよう求めている。多くの国では、空港や公共交通機関でマスクの着用が義務付けられていることから、十分な量のマスクを用意した上で、可能であれば消毒小の手指消毒液を持参するよう呼びかけている。

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