ミニトマト「生育良好」 南島原 収穫・出荷ピーク

生育状況を確認する安藤秀樹さん=南島原市、アリマート

 南島原市南有馬町でトマトの生産・販売を手掛ける「アリマート」(安藤加代社長)で、ミニトマトの収穫・出荷が最盛期を迎えている。
 ハウス8棟の計20アールで約5千本の苗を栽培。青々とした苗に赤や黄色、オレンジに色づいたミニトマトがたわわに実っている。従業員らが毎日収穫し、大きさや糖度で選別している。
 栽培しているのは、果肉が緻密で甘みが強い「アイコ」や、甘さと酸味のバランスが良い「トスカーナバイオレット」など糖度6度以上の5品種。年間計約8トン生産し、県内を中心に関東や関西方面にも出荷している。
 栽培を担当する夫の秀樹さん(72)は「大玉トマトと同様に最適な肥料と水の管理で、極限までストレスを掛けたので生育良好。甘いミニトマトができた」と満足げに話していた。
 同社直販所(電0957.85.3319)。

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