コロナの“詐欺”と“距離”にご注意ください 大浦署の待合スペース

特殊詐欺への注意を呼び掛けが書かれた張り紙=大浦署

 「給付金等の怪しい話には乗らないで」。新型コロナウイルス感染症に便乗した特殊詐欺が発生する中、大浦署では待合スペースの長椅子に張り紙をして注意を呼び掛けている。なぜ長椅子に?
 署によると「3密」を防ぐのが狙い。張り紙を避けて座ることで、隣の人との距離が自然に離れる。せっかくなので張り紙には来署者に注意してほしい内容を記載し、啓発も兼ねている。
 「どこもコロナで大変だが、地域との交流は続けたい」と同署幹部。物理的な距離は取っても、地域住民との心の距離は変わらないという。

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