ハリアー=「鷹」のように鋭く、そしてどこか優雅なスタイリング
トヨタ ハリアー、名前は英語で鳥類 チュウヒ属の鷹(タカ)の名称から由来している。3世代に渡りフロントグリルには鷹のマークが燦然と輝いていたのはご存知の通り。
さてそんな新型ハリアー、TOPの画像からも伝わる通り、スタイリングも「鷹」のように鋭く、そしてどこか優雅だ。
中でも印象的なのは「目」。つまりヘッドライト周りだ。ハリアー=鷹と考えると、獲物を狙う鋭い目はとても大事な要素となる。
新型ハリアーは「より人生を豊かにするパートナー」
新型ハリアーの6月正式発表前の現時点で、トヨタ側からのデザインプレゼンはまだ実施されていない。ここでは、2020年4月13日に公開された事前告知のプレスリリースから読み解いていこう。
リリースでは「今回の新型ハリアーは、見て、乗って、走り出した瞬間に心に響く感性品質を重視。(中略)SUVのカテゴリーを超え、“より人生を豊かにするパートナー”という新たな価値を提示した」とある。
具体的には
・流麗でスタンスの良いプロポーション
・心地よい、上質な室内空間
・走る歓びと上質な乗り味
・「安全・安心」「快適・便利」な先進装備
を挙げている。
新型ハリアーの「シグネチャーランプ」が示す意味とは
流麗でスタンスの良いプロポーションとある外装デザイン項目の中には、ヘッドライトについての記載も含まれている。
具体的には「“シグネチャーランプ”は、遠くからでも新型ハリアーと分かる個性と先進性を強調」とあり、シグネチャーとは“特徴的”を指し、二重のL字型に発光するデイタイムランニングランプを表現した名称であると補足される。
そこに“鷹”の文字はなく、冒頭に記した「獲物を狙う鋭い目」はあくまで筆者の想像の範疇でしかないが、遠くからでも新型ハリアーと分かる個性とは、つまりそういうことだと理解した。
このように細部に至るまできめ細かにデザインが施される新型ハリアー。6月の正式発表で実車と対面し、開発者やデザイナーらと意見交換するのもますます楽しみになってきた!
[筆者:トクダ トオル(MOTA編集部)]