8割の医療機関で患者減 第2波に備え要望

新型コロナウイルスの影響で、8割以上の医療機関で患者が減っていることが分かりました。

全国の医師・歯科医師らおよそ11万人が加入している全国保険医団体連合会が行った調査によりますと、前年と比較して8割以上の医療機関で4月の患者数が減っていて、それに伴う保険診療収入が減っています。

アンケートでは、患者から医師に対し「感染が怖いので薬だけにしてほしい」「コロナが怖いのでキャンセルする」などの声が上がったということです。この団体は今後、政府に対し、加入している医療機関の経営破綻を防ぐために減収分を補填(ほてん)するよう要望する方針です。

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