郡市町中総体 6、7月開催多数 最も早いのは壱岐6月6日

各郡市町中総体の現状

 新型コロナウイルスの感染リスクから参加者を守るため、7月下旬予定の県中学総合体育大会(長崎県中総体)が中止となってから約1週間。各郡市町中総体の開催はどうなるのか。各地の現状についてまとめた。
 これまで16郡市町(対馬市、壱岐市、新上五島町、五島市、平戸市、松浦市、佐世保市、東彼杵郡、大村市、諫早市、雲仙市、南島原市、島原市、西海市、西彼杵郡、長崎市)のほとんどが、それぞれ開催を前向きに検討してきた。25日現在、多くの地区が「感染者なし」などの条件をクリアした上で、しっかりと感染症対策をして開催すると決めている。
 最も早いのは6月6、27日に開催予定の壱岐市。続いて対馬市が6月13、14日、五島市が6月14、15日、新上五島町が6月14、27日開催を予定している。応援は「無観客」「保護者は制限なしで生徒は各校判断」「3年生の保護者のみ可能」など各地区で違いがある。
 雲仙市の球技・武道は6月27、28日、南島原市の球技・武道は7月4、5日、両市合同開催の陸上は6月25日に実施予定。島原市は6月27、28日に球技・武道、水泳を実施予定で、陸上は陸上部員のみの参加として日程などを調整している。諫早市は6月27、28日に球技、水泳、7月4日にテニス、相撲、空手を実施予定で陸上、体操・新体操は検討中。柔道と剣道は延期した。
 西海市は6月27日実施に向けて準備中で、西彼杵郡と合同開催の陸上は未定。平戸市は7月2、5日、東彼杵郡は7月5、8日にそれぞれ実施予定で、松浦市は7月5日、長崎市は7月25~27日実施に向けて準備している。
 大村市は開催に向けて検討中。西彼杵郡は延期した上で調整中、佐世保市は検討中としている。

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