全国で緊急事態宣言が解除されたことについて、三重県内では地域経済が動き出すことへの期待とともに、再び感染が広がることなどへの不安の声も聞かれました。
四日市市内の飲食店では、夜の営業を自粛したほか、キャンセルが続いた結婚式の二次会などのパーティーは秋以降も見合わせる人が多いということです。
店の人は「結婚式の二次会などで利用していただいていたお客さんが全てキャンセルで、けっこうな打撃となった。いずれお客さんが戻ってきてくれればなと思っている」と話していました。
一方、イベントの開催について指針が示されたことで、貸し館を休止していた四日市市文化会館には、利用を希望する人や団体などからの問い合わせが相次ぎました。
駒田理香館長は「県内第二の文化施設という位置づけもあるので、県民市民の健康を守るという責任もある。国や県・市の方針を見ながら適宜対応していきたい」としています。
