台湾プロ野球が6月7日にもスタンド“全面開放”へ 地元メディア報じる

これまで段階的に観客数の上限を引き上げてきた台湾プロ野球【写真:AP】

地元メディア「ETtoday」などが観客の全面開放の可能性を伝える

4月11日に“世界最速”で開幕を迎えた台湾プロ野球。ここまで4球団がそれぞれ25試合ずつを戦い、既に最大で2000人までの観客をスタンドに入れて、有観客での試合を実施している。

その台湾プロ野球が早ければ、6月7日にも観客の人数制限を無くす可能性があるという。台湾の地元メディア「ETtoday」などが報じている。同メディアは「中華職棒は最も早ければ6月7日に観客を全面開放する」として伝えている。

新型コロナウイルスの感染拡大を早い段階で食い止めることに成功した台湾。4月11日にプロ野球は開幕を迎え、5月8日には1000人、そして5月15日には2000人を上限に段階的に観客の入場を進めてきた。

その後も台湾国内で感染が広がることはなく、中央感染症指揮センターが大規模な制限を6月7日に解除する。そのため、台湾プロ野球では観客席間の距離を1メートル以上に保つことを条件に、各球場の観客数の制限を解除するという。(Full-Count編集部)

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