積水ハウス、100%リサイクルなど廃プラの取り組み報告

積水ハウス(大阪市)は5月27日、プラスチック廃棄物に関する取り組みを発表した。2019年度に社内ペットボトルの前年度比7割削減を行った他、工場や施工現場の廃プラスチック回収を行い、100%のリサイクルを行っている。

リサイクルは工場と新築施工現場のみでなく、アフターメンテナンスとリフォームの施工現場でも実施している。2019年度は1万8974tの廃プラスチック100%リサイクルを実施し、そのうち約95%は再資源化を行うマテリアルリサイクルとなっている。工場や施工現場から自社の資源循環センターに廃棄物を運び、60種類以上に分類する。資源循環センターは茨城県古河市の関東工場に併設したものが最大となっている。

ペットボトルについては自社オフィス設置の自動販売機でのペットボトル飲料購入本数が2018年の52万6000本から2019年度は70.7%減の15万4000本にまで削減した。独自のエコボトルの社内販売などを実施している。

資源循環センターで細かな廃棄物の分別を行っている

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