繊維製品・衣料製造の(株)マツオカコーポレーション(TSR企業コード:720197902、福山市、東証1部)は27日、日本政府からの要請を受け、厚生労働省から製造を受託した布製マスクによる売上が51億円の見込みと発表した。
なお、連結業績に与える影響については未確定要因が多いことから「未定」にとどめている。
同社は厚生労働省から3~5月の3カ月間の契約でマスクを納入。生産も同期間で行った。3月契約分は2020年3月期決算に計上しており、今回開示した51億円の売上は4月、5月契約分。
同社によると、4月に報道された7億6000万円の契約額は3、4月分での契約で計上された。
報道などでは、マツオカコーポレーションが納入したマスクにはカビなどの汚れは確認されていない。担当者は、納入するマスクは同社のミャンマー、中国工場で生産する「自社生産」で、納入までの流通経路も「自社でまかなっている」(担当者)という。
政府配布の布マスク
(東京商工リサーチ発行「TSR情報全国版」2020年4月10日号掲載予定「SPOT情報」を再編集)
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