野球以外も独自大会実施へ  三重県高体連 期間分散し無観客で

夏の甲子園の中止を受け、三重県高校野球連盟は独自大会の実施を決めましたが、同じく中止となっている県高校総体について、三重県高校体育連盟が競技別の大会実施を検討していることが分かりました。

夏のインターハイの予選も兼ねた県高校総体は、例年5月から6月初旬にかけて行われてきましたが、今年は新型コロナウイルスの影響で史上初の中止が決まりました。

三重県高校体育連盟は、県高校総体の代わりに競技別の大会の開催に向けて検討していることが分かりました。

県高体連や県教育委員会によりますと、代わりの大会は夏休み期間を含めた7月から9月にかけて分散して開かれる見通しで、無観客で行われる可能性が高いということです。

なお、大会を実施する競技や日程については6月中に決定する方針です。

県高体連の野垣内会長は「最終学年の3年生が部活動の成果を発表する場を作ってあげたい。全国大会という目標を失った人も多いと思うが少しでも励みになる場になってほしい」と話しています。

© 三重テレビ放送