【新型コロナ】立ち入り自粛→密集避けて 海岸の看板付け替え始まる

感染リスクが高まる「密」にならないよう呼び掛ける内容に改められた看板(県提供)

 政府の緊急事態宣言の解除を受け、神奈川県は27日、海岸への立ち入りを自粛するよう求めていた看板の付け替え作業を始めた。感染リスクが高まる「密」にならないよう呼び掛ける内容に改めた。

 新たな看板はイラストとともに「距離を空ける」「密集を避ける」「咳(せき)エチケット」と表記。三浦市の東京湾側から相模湾の湯河原町の県管理の海岸約140キロに約1週間かけ、約400枚を掲示する。

 この日は午前10時ごろから、江の島を望む片瀬西浜海岸(藤沢市)で県藤沢土木事務所の職員ら3人が約30枚の看板を柵などに取り付けた。

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