新日本無線が佐世保に開発拠点 市や県と立地協定締結

 半導体集積回路(IC)や電子デバイス製品の製造大手「新日本無線」(東京)は27日、開発拠点「長崎テクニカルセンター」を佐世保市に開設する立地協定を県、同市と結んだ。7月1日に開設し、来年4月から事業を始める予定。
 同市三浦町の「三浦町アルファビル」に開設。同社の主力製品であるICや電子デバイス製品の検査に使用する測定回路の設計、プログラム開発などを担う。県内の大学や高専、工業高校などから5年間で計23人の雇用を計画している。
 同社は1959年設立。2019年12月期の売上高は377億2500万円で、従業員数1352人。

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