色の白さは七難隠す……なんて言葉もあるほど、色白は美人の証とも言われています。
健康的な小麦色の肌も魅力的ですが、将来を考えれば紫外線はやはり避けたいですよね。
紫外線対策に最適なのは日焼け止めですが、問題なのは日焼け止めを塗るタイミング。
朝の洗顔は化粧水やら乳液やらファンデーション下地やらで、どの段階で日焼け止めを塗るべきか混乱しがちです。
さらに化粧をして日中過ごしたあとは、日焼け止めの塗り直しはどうすれば良いのでしょうか。
日焼け止めはどのタイミングで塗るべき?
まず、日焼け止めを塗るタイミングですが、基本的には化粧下地の前です。
1.洗顔
2.化粧水
3.乳液
4.日焼け止め
5.化粧下地
6.ファンデーション
この順が良いとされていますが、最近の日焼け止めは化粧下地も兼ねているものが多くあります。
その場合、日焼け止め直後にファンデーションでもOK。
しかし、日焼け止めは化粧下地よりオイリーで化粧浮きの原因になる場合もあります。
ファンデーション前に日焼け止めを軽くティッシュオフすると、その後の化粧崩れを防げるでしょう。
顔の日焼け止めの正しい塗り方
日焼け止めは、
- おでこ
- 鼻の頭
- 右頬
- 左頬
- 顎
の5箇所に点々と乗せ、叩き込むようにして広げていくと、塗りムラを防げます。
とくに頬骨と鼻の頭は高い位置にあり日に焼けやすいため、念入りに塗っておきましょう。
顔の日焼け止め、塗り直しは必要?
「顔の日焼け止めは、3時間に1回は塗り直しましょう」なんて言葉をよく聞きます。
しかし、それは昔の話。
最近のファンデーションはSPFと呼ばれる紫外線対策時間がとても長くとられているため、3時間に1回も塗り直す必要はないようです。
- SPFは紫外線への防御時間を表すもの。
- SPF1=紫外線防御持続が約20分なため、SPF20=6時間40分の計算
とはいえ、夏の暑さも昔とは比にならず、メイクや日焼け止めが汗と皮脂で落ちてしまうことも考えられます。
その点からいえば3時間ごととは言わずとも、1日1回は日焼け止めの塗り直しをした方が良いと言えるでしょう。
メイクの上から?顔の日焼け止めの塗り直し方は?
メイクをした顔に日焼け止めを塗る場合、まずはメイクを全部落として……なんて面倒なことはできないですよね。
メイクの上から日焼け止めを塗り直す場合
- 【1】フェイスパウダー
- 【2】スプレータイプ
を使うのがオススメです。
【1】フェイスパウダー
夏の日焼け止めの塗り直しには、UV効果のあるフェイスパウダーがオススメです。
「UVファンデーションじゃだめなの?」という意見もあるでしょう。
しかし、油分の多いファンデーションでは再び皮脂が発生し、メイク崩れと日焼け止め落ちの原因となってしまいます。
ティッシュで軽く皮脂を吸着し、UVフェイスパウダーを軽く顔全体にはたきましょう。
あぶらとり紙でなくティッシュを使うことで必要以上の皮脂吸着を防ぎ、メイク崩れ防止にもつながります。
▼オススメのUVフェイスパウダー
オススメは「トゥヴェール」の「ミネラルサンスクリーン」です。
SPF50、PA++++と高い紫外線防止効果を誇り、なおかつ11種類の美容成分が乾燥を抑制、その後のメイク崩れも防いでくれます。
【2】スプレータイプ
スプレータイプの日焼け止めは、フェイスパウダーよりも簡単なのが魅力。
日中日焼け止めを塗り直す時間がとりにくい方に、オススメです。
UVフェイスパウダーと同じく、テイッシュで軽く皮脂オフをしてから通常のフェイスパウダーで化粧直しをします。
よく振ったUVスプレーを手に噴霧し、化粧直しをした肌にパッティングでなじませていきましょう。
顔に一気に吹きかけて使う印象の強いUVスプレーですが、それでは塗りムラの原因となってしまいます。
面倒でも一度手にとって、丁寧になじませていくのがオススメです。
▼オススメのUVスプレー
化粧直し効果も高い「石澤研究所」の「メイクを守るUVスプレー」は、SPF50+、PA++++とは思えないほどサラサラとした肌触りが特徴。
化粧直し後のメイクもしっかりキープし、紫外線から肌を守ってくれます。
夏の日差しに負けない肌作り
夏の日差しは日焼けだけでなく、将来のトラブル肌の原因にもなります。
今できる紫外線対策が、10年後に大きな差をつけるでしょう。
正しい顔の日焼け止め対策で、いつまでもきれいな美肌をキープしてくださいね。