長崎市東長崎地区を流れる八郎川の支流、現川川でホタルの乱舞がピークを迎え、住民らが暗闇に浮かぶ幻想的な光を楽しんでいる。
東長崎中学校区育成協議会の永野司会長(67)によると、現川川は水質がよく、アユも遡上(そじょう)。ホタルの餌となるカワニナも豊富に生息している。
ホタルが多く出現する気象条件は▽高湿度▽無風▽雨が降りそうな空模様-で、午後8時台がお薦めという。25日は家族連れらが訪れ、川面を飛び交う小さな光に酔いしれていた。
永野会長は「5月いっぱいがピーク。日常の何げない幸せや自然のありがたさを感じてほしい」と話した。