空き巣や窃盗事件は2割減  ステイホームが影響か

外出自粛が呼びかけられていた4月に、三重県内で発生した空き巣などの窃盗事件が去年の同じ時期に比べて2割近く減少したことが三重県警察本部のまとめで分かりました。

警察の発表によりますと、4月に発生した空き巣や車上狙い、万引きなどの窃盗事件の件数はそれぞれ約2割、自転車の盗難は6割ほど減少しました。

新型コロナウイルスの影響で、外出を自粛した人が多く在宅時間が増加したことや、学校の休校で中高生が駅などに自転車をとめる機会が減った影響とみられます。

一方で、特殊詐欺は15件と去年の4月より6件、被害額では約2380万円増加しました。

新型コロナウイルスに直接関係する詐欺は発生していないものの、在宅時間が増えることで犯人グループが電話で連絡を取りやすくなるため、警察では特別定額給付金に便乗した特殊詐欺などへの警戒を呼びかけています。

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