高卒予定者の採用枠維持を  求人票は例年通り7月1日に

来年3月に高校などを卒業する生徒の就職に新型コロナウイルスの影響が出ないよう、三重県教育委員会と三重労働局が経済団体に要請しました。

新型コロナウイルスでは、リーマンショック以上の経済悪化や求人の減少が懸念されるため、県教員委員会と三重労働局が、経営者協会や商工会議所連合会など県内の4団体に要請するもので、28日は三重県商工会連合会の坂下啓登会長に要請書を手渡しました。

要請では、高校卒業予定者の採用枠の維持や、可能な限り求人票を例年同じ7月1日に提出することなどを求めています。

また、資格試験などが中止や延期となった生徒について、日ごろの学習状況を踏まえて選考を行うことも要請しています。

© 三重テレビ放送