世知原小児童 茶摘み楽しむ

茶摘みを楽しむ子どもたち=佐世保市世知原町

 佐世保市立世知原小(久保克則校長、130人)の3年生26人が28日、世知原町内の茶畑で茶摘みを体験。新型コロナウイルス感染拡大による臨時休校の終了後、初となる校外授業を楽しんだ。
 地元の特産品である世知原茶に親しみを持ってもらおうと毎年実施している。
 子どもたちは、日本茶インストラクターの小林美香さん(47)の指導を受けながら茶摘みに挑戦。葉が開いていない芽の部分と周囲の2枚の葉の部分からなる「一芯二葉」を摘み、持参したビニール袋に次々に“収穫”した。
 須藤駿介君(8)は「お茶を摘む時の音が面白かった」と笑顔。茶摘みの後、子どもたちは、茶葉を電子レンジで蒸すなどしてお茶作りに取り組んだ。

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