一括購入で飲食店応援 税理士法人ネクスト・プラスCEO 東大智さん(42)=長崎市五島町=

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スタッフと一緒にランチの準備をする東さん(左) =諫早市、税理士法人ネクスト・プラス

 「“同じ釜の飯を食べる”。そんな仕組み作りも兼ねている」
 長崎県諫早市幸町の税理士法人ネクスト・プラス。4月中旬、新型コロナウイルス感染拡大で客足が遠のいた市内の飲食店を応援しようと、テークアウトや弁当をグループ企業で一括購入する取り組みを始めた。
 同市や長崎市で保育園やヨガスタジオも展開する。業務は幅広く、税理士という枠にとらわれない異色の経営者として知られる。
 「もし今後、災害が起きた時、店側にとっても支え合いへのヒントと自信につながるはず」と指摘。「ただ支援するための昼食購入ではなく、アフターコロナを視野に入れた継続的な新しいビジネスへの手伝いをしたい」と付け加える。
 商品力アップへの提案になればと、気付いたことは何でも伝える。今、社会のニーズはどこにあるのか。企業コンサルタントも行う経営者として、つねにアンテナを張る日々が続く。
 週に2度の、同じ釜の飯を発注する業務は、社内のコミュニケーションの場にも。弁当を前にしたスタッフの笑顔に、困難はチャンスに変えられるという、光が見えたような気がした。