9月入学、教員200人不足 英オックス大など研究チーム推計

 学校の臨時休校の長期化で導入論が急浮上した「9月入学」に関し、本県で約200人の教員が不足する可能性があることが、苅谷剛彦・英オックスフォード大教授らの研究チームの推計で分かった。導入を巡っては自民、公明両党で見送り論が大勢を占め、政府も慎重姿勢を強めている。研究チームは「コロナで議論が急浮上したが、教育や保育を取り巻く環境の地域差を考慮に入れた上で、有効性や実現可能性を多角的に検討すべき」と指摘する。

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