Jリーグ再開へ 「期待ひしひしと感じる」 V長崎の主将・秋野

2月23日のJ2開幕戦。サポーターらはマスクをしてV長崎の選手に声援を送った=諫早市、トランスコスモススタジアム長崎

 Jリーグの再開と当面の無観客実施の決定を受け、V・ファーレン長崎の手倉森誠監督は「耐える期間を乗り越え、サッカーができる日常へのありがたみを感じている」とコメントを発表した。秋野央樹主将は「オンラインの交流会やSNSを通じて、私たちへの期待をひしひしと感じる。受け取ったそのパワーをピッチで表現し、J1昇格を勝ち取る」、高田春奈社長は「希望の光として輝いていけるよう努力する」と気を引き締めた。
 ファンにとっても待ちわびた再開の一報だ。ホーム戦開催日に、JR諫早駅とスタジアムを結ぶ通称「V・ファーレンロード」で料理や飲み物をサポーターに振る舞っている「お茶処しまだ」の嶋田祐子さんは「まずは一歩前進。大変な状況をみんなで理解して、少しずつ次のステップに進んでいけたらいい」と無観客試合も受け入れていた。

 


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