仮想通貨で4600万円だまし取られる 長崎県内の60代女性 

©株式会社長崎新聞社

 長崎県警は29日、県内の60代無職女性がマーケティング会社をかたる男らから計約4600万円相当の仮想通貨ビットコインをだまし取られる金融商品詐欺が発生した、と発表した。
 県警捜査2課によると、3月中旬、当時東京都内で暮らしていた女性のスマートフォンに、マーケティング会社の「ユイキ」を名乗る男から「当社は投資に失敗した人を救済する会社」「グリーンイエローという会社への投資を手伝ってくれれば、8割を取り戻せる」などと電話があった。
 その後、グリーンイエローの「エグチ」や国際法律事務所の職員を名乗る男らから電話で「あなたが投資を手伝った人が警察から追われている」「その人とのつながりを切るためには一定額の投資が必要。口座を差し押さえられる可能性があるので、現金を仮想通貨に換えて送金して」などとうそを言われた。
 一連の話を信じた女性は、3月中旬から5月26日まで8回にわたって計約4600万円相当の仮想通貨ビットコインをスマホのアプリを使い購入し、男らに電子メールで指定されたインターネットサイト上の口座に送金。女性が県内に転居後、同居する親族に相談し、最寄りの警察署に被害を届けて発覚したという。
 同課によると、今年に入って認知した特殊詐欺事件では最多の被害額。