昨年11月に男性機長の呼気からアルコールが検出された問題で、国土交通省大阪航空局から今月、厳重注意を受けていたオリエンタルエアブリッジ(ORC、大村市)は29日、同局に再発防止策を文書で報告したと発表した。
再発防止策では▽アルコール教育の内容およびプログラムの見直しと充実▽的確な自己管理体制の構築▽飲酒傾向把握のためのヒアリング改善▽社長を委員長とする安全推進委員会での確認-などを盛り込んだ。
同社は「社員への教育や安全管理体制の強化を図り、万全な対策を完遂し信頼回復に向け努力する」としている。
問題を巡っては、今月1日付の厳重注意の中で、同局がORCに再発防止策の提出を求めていた。機長に対しては同日付で、国交相から航空業務停止60日間の行政処分が出されている。
機長呼気からアルコール 再発防止策をORCが報告
- Published
- 2020/05/30 15:08 (JST)
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