葛城青年会議所が献血活動 輸血用の血液不足受け

新型コロナウイルスの影響で献血をする人が減り、輸血用の血液が不足する中、大和高田市で献血活動が行われました。

これは葛城青年会議所が献血の必要性を人々に伝えようと開いたものです。献血にあたっては、手指の消毒や検温のほか、混雑を避けるために完全予約制にするなど、感染予防対策が徹底されました。

輸血用の血液は長期の保存ができない一方で、これまで新型コロナウイルスの影響で控えられていた通常の手術が再開されると、需要の増加が見込まれています。

葛城青年会議所では、今後も月1回のペースで献血を行う予定で、SNSなどを使って協力を呼びかけたいとしています。葛城青年会議所理事長の増田考浩さんは「葛城青年会議所がこの献血事業の旗振り役となって1人でも多くの方に輪が広がっていけばと思っておりますので、どうぞ献血にご協力よろしくお願いします」と話しました。

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