ヒマワリ、ダリア…今年は夏の花づくし 鎌倉名物「納涼うちわ」

ヒマワリなど夏の花々が描かれたうちわ

 鎌倉の夏の名物「納涼うちわ」が今年も完成、市観光協会は「華やかな明るい絵柄を楽しんで」と6月2日から販売する。

 45作目となる今回のテーマは「花づくし」。ヒマワリやダリアといった夏の花々を鮮やかなピンクや紫で描いた洋画家・濱岡朝子さんは「うちわをあおぎ、涼みながら、心の休み時間を持つお手伝いができたら」とコメントを寄せている。

 鎌倉ゆかりの画伯が手掛ける恒例の竹製うちわは市内外で人気があり、毎年楽しみに集めているコレクターもいるという。

 1本350円。約8500本を同協会事務所(同市御成町)で販売する。問い合わせは同協会電話0467(23)3050。

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