新型コロナウイルスの影響で休業していた三重県伊勢市にある赤福と、伊勢神宮内宮前にあるおかげ横丁の一部店舗が1日から営業を再開しました。
約1カ月半ぶりに営業を再開したのは、赤福本店と伊勢市内の直営店の合わせて6店舗です。
店では、来店客にマスクの着用や手の消毒、客同士の間隔を空けるよう案内しています。
当面の間、店内での飲食は休止し、本店以外は時間を短縮しての営業となります。
なお、毎月1日に販売される朔日餅は、密集を避けるため来月までの販売休止を決め、8月の販売は検討中だということです。
一方、全店が休業していたおかげ横丁では、約7割の店舗が営業を再開しました。
それぞれの店では換気や店内の消毒など感染防止策を講じた上で営業し、来店客にもマスク着用の徹底などを呼びかけています。
おはらい町のほどんどの店舗も営業し、観光地も少しずつ活気が戻りつつあります。
訪れた人は「外宮・内宮は人が少なく落ち着いて参拝できた」と話しながら、にぎわいが戻りつつあることを喜んでいました。