与田祐希◆乃木坂46の次世代エースが「ぐらんぶる」で映画女優デビュー!!「自分なりに吹っ切れた演技ができたと思います」

累計発行部数500万部を突破し、2018年にはアニメ化もされた大人気の青春漫画「ぐらんぶる」が、竜星涼と犬飼貴丈のダブル主演でまさかの実写映画化! 本作でヒロインの千紗を演じるのは、劇映画初出演となる乃木坂46の人気メンバー・与田祐希だ。離島の大学を舞台に、ダイビングサークルに入った伊織(竜星)と耕平(犬飼)のハチャメチャなキャンパスライフを描く物語の見どころや、伊織と耕平が通う大学のマドンナ的存在であり伊織のいとこでもある、演じる役どころ、憧れの青春、そして女優としての今後についても語ってもらった。

──まずは、本作に出演が決まった時の心境を教えてください。

「乃木坂46のドキュメンタリー映画には出演したことがあるんですけど、お芝居をする形で映画に出演するのは今回の『ぐらんぶる』が初めてでした。しかも、ヒロイン役で出演させていただけると聞いて、すごくうれしかったです! 私は、普段からよく映画館に行っている方なんですけど、“あの大きなスクリーンに自分が映るんだな”って思うと、何だかドキドキして不思議な気持ちになりましたね」

──「ぐらんぶる」はかなりぶっ飛んだ内容の作品ですが、アイドルであるご自身が出演することに不安はありませんでしたか?

「映画で初めて演技をすることへの不安は元々あったんですけど、原作を読ませていただいた時に違う不安というか、急に危機感を感じました…。いろいろと意味で危ない作品だなって…(笑)。実際、撮影現場に行ったら、ほとんど裸の男性陣が踊り狂っているという状況で、とにかく衝撃的な光景が広がっていました(笑)」

──確かに、伊織と耕平を始め、劇中の男性陣は海パン一丁で謎のダンスを踊ったり、酒盛りをしながら野球拳を始めたり、なぜか裸だったりします(笑)。

「そうなんです。でも、不思議とそんな状況にもだんだん慣れていくんですよね。逆に、男性陣が普通に服を着ていると違和感を感じてしまうようになったというか…(笑)」

──与田さんが演じる千紗は、そんな伊織や耕平に飛び蹴りを食らわせたり、金属バットを振り回して暴れたりしますよね!

「暴力的な女の子ですよね(笑)。性格は違う部分が多かったですけど、海が好きな点は一緒ですね。でも、私も地元の福岡にいた頃はすごく活発で、『野生児』って言われるような子どもだったので、“千紗に通じる部分もちょっとはあったのかな”って、今思いました」

──千紗は離島の大学に通う女子大生ですが、もしご自身が大学に通っていたらどんな大学生だったと思いますか?

「高校は英語のクラスだったので、もし乃木坂46に入っていなかったら、大学に行って英語の勉強をする道もあったかなって思います。実際、高校の同級生が海外の大学に行ったり、キャビンアテンダントになったりしているので…。今となってはもう、自分が大学に通っている姿は想像できないですけど、もし大学生だったら、すてきな友達と出会ってワイワイ騒いだり、思いっきり楽しみたいですね」

──伊織と耕平、そして千紗はダイビングサークル仲間ですが、もしご自身が大学生ならサークルは何に入りたいですか?

「美少女研究会みたいなところにゆるく所属して、美少女に囲まれたいです(笑)。今の乃木坂46がそんな感じではありますけど…(笑)」

──劇中ではバカなことばかりやっている男子の姿が描かれますが、女子目線ではどんなふうに感じましたか?

「正直、“うらやましいな~”って思いました! “裸で大学の中を走り回ったりしてアホだな~”って思ったりもしますけど(笑)、そんなアホなことができるのも青春だと思うし、ちょっと憧れます。友達とバカ騒ぎするキャンパスライフも、とてもうらやましいですね」

──ちなみに、伊織と耕平だとどちらの方が好きなタイプですか?

「うーん、難しいですね…。私は2人とも好きで、面白い男の子だなって思います! 似ているようで似てなくて、2人で一緒にいるからこそ生まれる魅力もあって、本当にいいコンビですよね(笑)」

──「ぐらんぶる」は記念すべき映画女優デビュー作になりましたが、あらためて今後の女優活動についての思いを教えてください。

「演じることはすごく楽しいと思えたし、楽しい分難しいとも感じたし、いろんな思いがあります。共演者の方たちは、たくさん考えて表現されていて、その姿が本当にカッコよくて、“じゃあ、自分はどうなんだろう?”とも考えたし、刺激もたくさん受けました」

──例えば、共演者のどんな姿を見て刺激を受けましたか?

「監督に言われたことに瞬時に対応している姿ですね。それって、私にとってはすごく難しいことで、実際、監督に何かを言われても1回では対応できなくて、何回も挑戦させていただいていました。でも、私以外の皆さんは監督の要求に一発で応えるんです。その姿に刺激を受けました」

──でも、今の自分ができる全力は出せましたか?

「そうですね。共演者の皆さんや監督からアドバイスをいただいて、自分なりに吹っ切れた演技ができたと思います。監督からは、『もっと自由にやっていいよ!』という言葉をいただいて、撮影の最後の方ではリラックスして演技もできました」

──それでは最後に、ご自身の出演シーンと作品全体の見どころをそれぞれ教えてください。

「私のシーンでは…白目をむくところですかね(笑)。全力で白目をむいたし、画像を見た乃木坂46のメンバーからも『いい白目だね!』って言われましたから(笑)。あとは、やっぱりダイビングのシーンです。以前、番組の企画で挑戦してダイビングの資格を取らせていただいたんですけど、その時の経験が生かせていると思います。作品の魅力は、全体を通して思わず笑っちゃうシーンが多いところかな(笑)。深いことを考えて感動する作品とは違って、声を出して笑って、とにかく明るい気持ちになれる作品なんです。“バカだけど楽しそうだったな~”って、見終わった後に笑顔になれます! それが『ぐらんぶる』の魅力ですね!」

【プロフィール】

与田祐希(よだ ゆうき)
2000年5月5日福岡県生まれ。牡牛座。O型。16年に乃木坂46の3期生オーディションに合格し、17年発売の18thシングル「逃げ水」で同期の大園桃子と共に初のセンターに。18年のドラマ「モブサイコ100」(テレビ東京)、19年の「ザンビ」(日本テレビほか)などにも出演。「乃木坂工事中」(テレビ東京系)が放送中。

【作品情報】

映画「ぐらんぶる」
8月7日公開
伊織(竜星涼)は、入学した離島の大学の講堂で、なぜか服も記憶もなく目を覚ます。同じ境遇に陥ったイケメンなオタク・耕平(犬飼貴丈)と共に、ある場所にたどり着き…。同じサークルの仲間で“クーデレ”な伊織のいとこ・千紗(与田祐希)をはじめとする個性豊かなキャラたちを巻き込んで、どうなる!? 伊織と耕平のキャンパスライフ!!

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