スポーツ仲裁裁判所(CAS)が2日、4年間の国際競技禁止処分に対するロシアの控訴審が11月初旬に行うと発表した。
【欧州】国ぐるみのドーピングが発覚したロシア…東京オリンピックやカタールW杯出場が禁止に
CASがウェブサイトで公開した聴聞会リストによると、ロシア・アンチ・ドーピング機関(RUSADA)は今年の11月2日から5日まで世界アンチドーピング機関(WADA)が下した処分に異議を唱えることが出来ると供述。昨年12月に下された処分に対し、11月初旬に控訴審が行われる予定だ。ロシアは2014年のソチ冬季オリンピックで国ぐるみのドーピングが判明し、WADAが今後4年間スポーツイベント参加の禁止を発表。これにより2018年の平昌冬季オリンピックでは参加不認定、来年に延期となった東京オリンピック、2022FIFAカタールワールドカップの出場が不可となっていた。