気象予報士20匹 きまぐれ? 最後は下駄

梅雨の時期を前に三重県にある鳥羽水族館では、20匹の予報士が明日の天気を教えてくれます。

水槽にいるのは、湿度を感じ取るスペシャリスト、カエルとイモリそれぞれ10匹ずつです。

大気中の湿度によって行動が変わる両生類の特性を生かし、翌日の天気を予報します。

カエルの場合は、じっとしていたら晴れ。

目を見開いたり動き回っていたら雨。

イモリは、水の中にいたら晴れ、陸にいたら雨の予報です。

去年の当たった確率は、カエルが29パーセント、イモリが44パーセントでした。

動物の気まぐれで外れることもあるそうですが、明日の天気はどうなるのでしょうか?

ちなみに、きょう3日の予報は、カエルとイモリで答えが分かれたため、飼育員が下駄(げた)で占ったところ晴れとなりました。

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