横浜市立大学は、新型コロナウイルス感染拡大で経済的に困窮している学生に、1人当たり5万円の一時金を支給する。申請期限は11日までで、市が全額を支出する。
「特別災害支援制度」の対象は、市大の学部生と大学院生のうち、▽自宅以外から通学している▽生活費を賄うアルバイト収入が大幅に減少している▽保護者の失職または収入の大幅減で支援を受けることが困難─など、五つの項目全てに該当していることが条件。市大は450人程度を想定している。
林文子市長は3日の定例会見で「経済的な事情で学業を断念するようなことがあってはならない。大学と連携し、学生を支えていきたい」と述べた。